本業も、副業も。AIが変える「仕事の地図」を現場から考えてみた

本業も副業もAIが変える仕事の地図 アイキャッチ

去年から今年にかけて、外資系IT企業の大規模なレイオフのニュースが続いた。

最初は「海外の話でしょ」「IT系の話でしょ」と、どこか流していた。でも途中から、少し感じ方が変わってきた。

その「理由」が変わってきたからだ。

業績が悪いから人を減らす、じゃない。AIに仕事をさせるから、人がいらなくなった。

それが理由になってきた。マイクロソフトは2025年だけで約1万5,000人、アマゾンは約1万4,000人の削減を進めた。以前のレイオフはコロナ禍の過剰採用の修正が主な理由だったが、今は違う。「AIによる業務代替」を目的とした組織再編へと、その質が変わってきた。

McKinsey調査 AIが2年以内に業務の30%を変えると感じる従業員70%以上
出典:McKinsey & Company「Superagency in the workplace」(2025年1月)

マッキンゼーが2025年に発表した調査では、従業員の70%以上が「2年以内に生成AIが自分の業務の30%以上を変える」と回答している(出典:McKinsey “Superagency in the workplace”)。体感じゃなく、現実として迫ってきている話だ。

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じゃあ現場の俺は、どうなんだろう

私はクレーンのオペレーターをしている。

正直に言うと、「直接的な影響はまだないな」とは思っている。クレーンを動かす、荷物を吊る、現場の状況を読む、風を感じながらタイミングを図る——これは今すぐAIには難しいだろう、と。

でも「ずっと大丈夫」とも言い切れない自分がいる。

ここ数年の技術の進み方を見ていると、「まさかここまで来るとは」と思うことが多すぎた。自動運転、工場の自動化、建設現場のドローン測量。5年前には「SF映画の話」だったものが、もう現場に入ってきている。

技術職だから安心、現場だから大丈夫——とは言えない時代になってきた気がする。「いつ来るかわからない」という漠然とした不安は、正直ある。うまく言語化できないけど、なんとなく、ある。

副業も、実は他人事じゃなかった

私はこのブログを副業として育ててきた。記事を書いて、読者に届けて、少しずつ収益にしていく。地道だけど、自分のペースでできる仕事として気に入っている。

でも考えてみると——AIって、文章も書くんですよね。

今のAIは、SEOを意識した記事を短時間で大量に生成できる。品質も、数年前とは比べものにならないくらい上がってきた。「じゃあブログはもう終わりか」と聞かれると、そうとも言い切れない。でも「何もしなくていい」とも言えない。

本業が揺らぐかもしれない。副業の環境も、静かに変わっていく。どちらも「自分には関係ない」では、もういられなくなってきた。

「奪われないか」を考えても、答えは出なかった

こう考えると、「AIに奪われないためにはどうすればいいか」という問いに向かいたくなる。でも正直、その問いには答えが出なかった。誰にも断言できないし、私にもわからない。

ただ、考えていくうちに、問いの立て方が変わってきた。

「奪われないか」じゃなくて、「使う側にいられるか」という問いに。

AIを使う側と使われる側の違い

AIが仕事を奪うとすれば、奪われるのは「AIに頼まれた仕事をこなす人」なんじゃないかと思う。逆に、AIに仕事を頼む側の人間は、そう簡単にはいなくなれない。

副業で言えば——AIを使って発信を10倍速にする人と、AIを知らないまま手だけで書き続ける人とでは、数年後に差がついているかもしれない。これは脅しじゃなくて、自分への問いかけでもある。

答えは出ない。でも、一つだけ動いてみる

「これをやれば絶対大丈夫」という答えを、私はまだ持っていない。

時代が変わるのは止められない。技術が進むのも、止められない。

ただ、何も知らないまま変化を待つより、少しだけ触れていた方がいい気がしている。今日できることは小さくていい。

  • AIに話しかけてみる
  • 記事の構成を相談してみる
  • 仕事の段取りを整理させてみる

それだけでもいいと思う。「使う側」に少しずつ慣れていくこと——それが今の私にできる、小さな一手だと思っている。

あなたはどうですか。


※ 本記事中の統計データ:McKinsey & Company「Superagency in the workplace — Empowering people to unlock AI’s full potential at work」(2025年1月)/ Microsoft・Amazon各社公式発表 / Gizmodo Japan(2025年)

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この記事を書いた人

神奈川県在住、39歳のクレーンオペレーター。ガジェット・AI活用術・デスク環境・副業挑戦記録を発信中。副業をゼロから立ち上げていくリアルな記録もここに書いています。実際に試したものを正直に書くスタイル。「試して、選んで、変えていく。」

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