完璧を目指すと、前に進めなくなる|2つ目のアプリを審査提出した日に気づいたこと

Dear Me. - 日記とBooknestのアプリアイコン、審査ステータスの比較

今朝、Dear Meの「審査に提出」ボタンを押しました。BookNestを公開してから、ちょうど2週間後のことです。画面に「審査待ち」の表示が出た瞬間、達成感と一緒に、ある記憶がよみがえってきました。開発の途中で、丸6日かけて作ったのに、結局消してしまった機能のことです。

この記事を読んでほしい人
・個人開発で「作り込みすぎ」て手が止まってしまう人
・複数のプロジェクトを同時に進めたい人
・アプリの価格設定で悩んでいる人

前回(vol.7)では、日記アプリ「Dear Me」を作り始めた経緯を書きました。今回はその続きです。

目次

パズル機能に6日使って、消した話

Dear Meには「継続の仕組み」を入れたいと考えていました。日記を書くとパズルのピースが1つ集まり、1ヶ月書き続けると1枚の絵が完成する。そんな機能です。

考え始めてから3日は、どんな絵にするか、何ピースにするか、ピースが集まる演出をどうするか、ずっと頭の中で組み立てていました。「これなら継続のモチベーションになるはずだ」そう思ったんです。

方向性が決まってからは、絵の素材集めに入りました。写真を撮ったり、フリー素材サイトを回ったり。これにもまた3日かかりました。

気づけば6日が経っていました。ここでふと我に返ったんです。「これ、本当に今リリースするアプリに必要な機能なんだろうか」と。

BookNestのときは、機能を絞って世に出すことを優先しました。今回は、1本目を出せた安心感からか、「もっと良いものを」という気持ちが強くなりすぎていたのだと思います。こだわればこだわるほど、リリースは遠ざかっていく。私はパズル機能を丸ごと削除して、審査提出の準備に戻りました。

Dear Meのホーム画面、月間カレンダーと継続の記録
パズル機能は消えましたが、カレンダードットによるシンプルな継続の仕組みは残りました。

単身赴任で増えた「一人の時間」をどう使ったか

Dear Meの開発は、BookNestのとき以上に細切れの時間をかき集めて進めました。仕事の休憩時間、帰宅して子どもたちが寝たあとの数十分、そして朝起きてすぐの時間。使えるタイミングは全部使ってきたつもりです。

加えて、今は単身赴任中で一人の時間が増えたことも、開発を後押ししてくれました。家族と離れて過ごす時間は正直寂しさもありますが、その分を開発に充てられているのは、今の自分にとって一つの支えになっています。

買い切り980円、月額250円。あえて価格モデルを変えた理由

BookNestは980円の買い切りにしました。Dear Meでは月額250円のサブスクリプションを選びました。同じ個人開発のアプリなのに、なぜ価格モデルを変えたのか。

理由はシンプルで、「色々なモデルを試してみたかった」からです。1本目と同じ売り方をすれば楽ですが、それでは「どんな価値に、どんな価格が合うのか」という判断材料が自分の中に増えません。

BooknestのApp Store価格設定画面、日本での価格980円
BookNestは日本(JPY)980円の買い切り設定です。
Dear MeのApp Store初期サブスクリプション価格設定画面、日本での価格250円
Dear Meは日本(JPY)250円の月額サブスクリプション設定です。
BookNestDear Me
価格モデル買い切り月額サブスク
価格980円250円/月
カテゴリ仕事効率化ライフスタイル

今後もアプリを作るたびに価格の付け方を変えて試し、何本か並んだときに初めて「このジャンルにはこの価格モデルが合う」という実感を掴んでいくつもりです。

この2週間の記録

日付出来事
6/23BookNest iCloud同期完了(v1.1)
6/25頃〜6/30頃Dear Meのパズル機能を検討→6日かけて実装→削除
7/4TestFlightで内部テスト実施
7/6Dear Me、App Store審査提出
Dear Meのバージョン1.0審査待ちステータス画面
Dear Me、App Store Connect上で「審査待ち」ステータスになりました。

まとめ

  • パズル機能に6日かけたが、「完璧よりも前進」を選んでリリース優先に切り替えた
  • 休憩・夜・朝の隙間時間に加え、単身赴任で増えた一人の時間も開発に充てた
  • BookNestは買い切り980円、Dear Meは月額250円。あえて価格モデルを変えて実験している
  • この2週間で「iCloud同期完了」と「2本目の審査提出」の両方を達成できた
  • 次回はDear Meの審査結果と、その後の展開について書く予定
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この記事を書いた人

神奈川県在住、39歳のクレーンオペレーター。ガジェット・AI活用術・デスク環境・副業挑戦記録を発信中。副業をゼロから立ち上げていくリアルな記録もここに書いています。実際に試したものを正直に書くスタイル。「試して、選んで、変えていく。」

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